近年、GoProの認知度が上がり、あらゆるアウトドアスポーツでGoProユーザが増殖中
超広角、60m防水、高画質、小型軽量・・・ などGoProの撮影の楽しさは従来のデジカメでは味わえないものがあります。 ・・・最近は対抗馬が続々と発売されていますが
私は2007年の初代GoPro Hero発売からのユーザで、現在は2世代目のHero Wide(SDタイプ)と、現世代(4代目)HD Hero2の2台を使っています。
しかし、一方でGoProの使い勝手の悪さもいろいろとあって、なかには初代からずっと改善されていないものもあります。
私が使いづらいと思う点は次のようなものです。
参考:GoProアクセサリ一覧
私は、GoPro純正のアクセサリはあまり使わず、自作をするか、または社外品のアクセサリを購入して対策をしています。
今回はその中から、現在使っているものをいくつか紹介します。写真のサムネイルをクリックすると拡大表示できます。
Xsoriesシリコンカバー
純正ハウジングは6千円近くもするため、あまり傷を付けたくないので、ハウジングを使う場合は、Xsories社のシリコンラバーを使っています。
公式サイトには書かれていませんが、LCDバックパックやバッテリーバックパックを取り付け、奥行きが長くなりますが、これに対応したカバーもebayで出品されています。
自作軽量ハウジング
GoPro HD2のハウジング込の重量は約170g。これを本体とハウジングとに分けると本体(バッテリー、SDカード含む)が約100g。ハウジングのみで約70gとハウジングの重量は結構重いのです。
ハウジングにトライポッドアダプタを付けた場合は、さらに重くなり、約90gとなってしまいます。
そこでキャノピーに直付けする場合は、私はハウジングは使わず、本体だけを使うようにしています。また、通常の撮影でも軽量化のため、普段は自作のハウジングを使っています。
自作ハウジングは部品では600円程度。
重量は約65g。トライポッドアダプタ使用時の純正ハウジングと比べて約25g軽量化。
僅かの軽量化でも一脚の先につけて自分撮りする場合などは、手元の負担軽減効果は大きいです。
(左)自作ハウジング内部 (右)シャッター部に使っているウレタン・スイッチはFAXから転用
(左)GoProを収納したもの (右)蓋を閉じたハウジングの後部。落下防止の紐をつけている
Snake River BlurFixアダプター
Snake River Prototyping社のBlurFixアダプター
このアダプターセットだけで、純正ハウジングの課題である、水中撮影時の画質改善+ハウジングの曇り止め+フィルター取り付け の3役をこなしてくれる便利グッズ。
純正アクセサリーには、水中撮影用には「ダイブ・ハウジング」、曇り止め防止用には「アンチフォグ・プレート」がありますが、フィルター取り付け用のアクセサリーがありません。
この製品には、55mm径のUVプロテクターが同梱されていますが、55mm径なら市販のいろいろなフィルターを取り付けることができます。
このアダプタの使用前と使用後の比較を行った動画はこちら。
水中撮影での画質が大幅に改善しています。また「偏光フィルター(Polarizing Filter)」を使うと水面反射がカットされ、空はより青く写るなどコントラストが強調され、より引き締まった写真、動画が撮影できます。但し、シャッタースピードは1段階遅くなります。
アダプターの取り付け方法については解説動画もあります。