金曜, 4月 27, 2018

AF BORG ~Tokina EMZ130AF II 100-300mm F1:5.6-6.7 玉抜き改造+BORG 45EDⅡ (後編)

Tokina EMZ130AF II 100-300mm F1:5.6-6.7の玉抜き改造の後編です。 前編

はじめての玉抜き改造ながら、レンズ(玉)はすべてネジ込み式だったので、ジャパンホビーツールから販売されている”吸盤オープナー”を使って、簡単に玉抜きができました。

外した前玉(対物レンズ)をBORG45EDⅡに置換するため、手元にあったパーツを組み合わせて以下の内容で組み上げました。

Tokina EMZ130AF II の玉全部を抜いて、BORG45EDⅡに置換したことで、8群10枚から2群2枚のシンプルな構成に。

焦点距離:325mm X 1.5 = 487mm相当 ※PENTAX k-x (APSC) の場合

20100424_173308_PENTAX Corporation_PENTAX Optio A40_640.jpg 20100424_173110_PENTAX Corporation_PENTAX Optio A40_640.jpg

構成は、写真左から順に、M52用ラバーフード(市販) - 45EDⅡ対物レンズ[2046] - M57延長筒M[7603] - ミニミニドローチューブ[7205] - M57→M58 AD[7407] - 55/58ステップアップリング(市販) - Tokina EMZ130AF II

このうちラバーフードはなくても構いません。また、M57M58 AD[7407] - 55/58ステップアップリング は、八仙堂さんから発売されている 55/57ステップアップリング 1つで代用できます。

この組み合わせで約3m~無限遠まで合焦します。しかもオートフォーカズ(AF)で効きます。

但し、F AFアダプタ X1.7と同様に、完全なAFではなく、ある程度まで手動(マニュアル)でフォーカスを追い込んだところで、シャッター半押しするとオートで微調整。合焦点するとカメラが”ピピッ”と音で知らせてくれるので、そのままシャッターを全押しします。

AFで合焦する範囲が小さいので、音が鳴ったあとでシャッターを切れば失敗も少なく歩留まりもすこぶる高いです。

AFモードは AF.C にしておけばピントが外れても微調整でまた”ピピッ”と合掌します

このTokinaレンズを使った撮影の難点といえば、AF時に鏡筒部(より先)がごそっと回転しながら伸縮するので、左手を鏡筒の回転を止めてしまわないようにそっと支えるようにしなくてはならないことでしょうか。

その対策としてミニミニドローチューブ[7205]を入れ、ドローチューブのネジを緩めておくことで、鏡筒部の回転はドローチューブの内筒までとなり、ドローチューブ外筒より対物側は回転しませんので、M57延長筒 - ドローチューブの部分はしっかりと左手で支えることができるようになりました。勿論ドローチューブは被写体までの距離に応じて伸縮させています。また、私は左手小指を軽くTokinaの鏡筒にあて、前後に伸縮の微調整を行っています。これらの操作は実際にやってみないと感覚がつかめないと思いますが、半自動のAFで、早くピントを合わせるためにも有効と思います。

 

今回Tokina EMZ(玉抜き改造)を使ったAFでは、PENTAX純正の”F AFアダプター”を使う場合比べて次の利点を感じました。

・F AFアダプタのレンズ群を介さないので、BORGの素のままの性能が期待できる。
・F AFアダプタを使う場合、F値の制約から、レデューサやクローズアップレンズを入れてF値を小さくする必要がありますが、日中45EDⅡを使う場合、それらを使わずとも合焦します。但し近接距離では鏡筒の伸縮が長くなる分暗くなりAFが迷う場合がありました。
・F AFアダプタ(実売2万円程度)に比べて、Tokina EMZ130AF II なら実売2~5千円程度(中古)と随分安価で済みます。

さっそく試し撮影を行ってみました。

以下にある画像はサムネイルをクリックすると拡大表示します。サイズは横1024ピクセルに縮小しています。等倍表示はPicasa3で表示さえたものをキャプチゃ処理しています。

まずは自宅そば、約80mほど離れた電柱を撮影。等倍表示させてみて驚きました。素晴らしく解像しています!

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80m先の電柱 Tokina EMZ130AF玉抜き改造+BORG45EDⅡ 完全手持ち

今日は自宅上空を福岡空港着陸に向けて降下していく飛行機が何度も通過していくので、トビモノ撮影代わりに飛行機を撮影してみました。

自宅は山手にありますが、それでも上空7~800m位はあるのでは。完全手持ちでの撮影です。

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自宅上空を通過する飛行機 SS優先1/500  Tokina EMZ130AF玉抜き改造+BORG45EDⅡ 完全手持ち

17時過ぎには早くも東の空に月が。これも手持ちで撮影してみました。さすがに天体望遠鏡。クレータの凹凸がしっかり確認できます。

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気を良くして、昨日は福岡空港に撮影に出かけました。

以下にある画像はサムネイルをクリックすると拡大表示します。サイズは横1024ピクセルに縮小しています。等倍表示はPicasa3で表示さえたものをキャプチゃ処理しています。

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離陸に向け滑走路に向かう航空機 SS優先1/500 Tokina EMZ130AF玉抜き改造+BORG45EDⅡ 完全手持ち

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福岡空港R34着陸直前の航空機 SS優先1/500 Tokina EMZ130AF玉抜き改造+BORG45EDⅡ 完全手持ち

構図はともかく、シャッター半押しでAFの合焦音がなるのを確認してから撮影したものは9割以上の歩留まり。上空200~300mをフライト中の航空機を捉えてこの精度なら個人的に十分に満足。私は野鳥撮影はしませんが、航空機などの動きのあるトビモノ撮影には十分戦力となりそうです。

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