AF BORG ~Tokina EMZ130AF II 100-300mm F1:5.6-6.7 玉抜き改造+BORG 45EDⅡ (前編)

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PENTAX機で”BORG”をオートフォーカス(AF)化するための定番アイテムといえば”F AFアダプタ1.7X”で、私も昨年末”45EDⅡトビモノセット”を購入後、この”F AFアダプタ1.7X” も購入して、オートフォーカスでの撮影を楽しんでいるのですが、それでもずっと気になっていたことがありました。

それが、BORGの公式サイトで紹介されていた、45EDとTokina 100-300の玉抜き改造の組み合わせで撮影されたカワセミの写真

カワセミの羽毛まで素晴らしく解像していて惚れ惚れとします。

多摩市の村岡様が撮影された写真は こちら 熊本市の村上様が撮影された写真は こちら

このレンズ、現行品ではなく、すでにメーカのサイトからも削除されているのですが、先日それと思しきレンズがオークション出品されていたのでさっそく落札。ちなみに落札額3,333円。

ネットで調べてみるとこのレンズ、”Tokina EMZ130AF II 100-300mm F1:5.6-6.7”は、1998年に生産終了となっているようです。デジタル専用設計ではないようですが、”PENTAX k-x”に接続しても問題なく動作しました。

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ペンタックスKマウントの中古を入手      完動品なのでそのままでも使えるのに・・・

ではさっそく”玉抜き”改造をといいたいのですが、実はこうした改造は初めて。レンズの玉を抜くなど本当に素人で簡単にできるものなのか。また事例も”玉抜き”とは書いてあっても、方法などの詳細情報までは紹介されていません。

レンズ構成はネットの情報で、8群10枚とはわかったものの、メーカに問い合わせても構成図もないようです・・・・・・

失敗しても3,333円の損と割り切って、まずは前玉(対物レンズ)から抜いてみることに。 専用の工具類はないのですが、某掲示板で紹介されていたジャパンホビーツールの”吸盤オープナー”だけで簡単に抜くことができました。

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まずは前玉を抜いてみます       吸盤オープナー(右の黒いゴム製品)で簡単に抜けました

ここで、抜いた前玉の代わりに、BORG 45EDⅡ対物レンズを接続してみます。

BORGを始めて半年あまり、すでに手元には接続アダプタやらステップアップ/ステップダウンリングとやたら増殖を続けていて、世に言う”リング沼”にずっぽり。

でもいろいろ組み合わせて何でもできるのが”BORG”の楽しみでもあるのです(笑)

延長筒+光路長を調整用にM57ヘリコイドを組み合わせてできたのがこちら。

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前玉のみ抜いて、BORG 45EDの対物レンズで置換してみました。しかし・・・・

しかし、先の改造事例と比べて随分と延長筒が伸びてしまい、予想通り撮影した写真には大きなケラレが出てしまい、これではNG。

ではさらにレンズを抜いていきます。鏡筒の中を覗き込むと、絞りリングの前に次のレンズ群が見えます。

こちらも吸盤オープナーですぐに抜くことができました。 再度45EDⅡを対物レンズとしてセット。今度は全く合焦しない。

ではさらに・・・ ここで問題が。絞りリングの奥に次のレンズ群があるのですが絞りリングを壊さずにその奥にあるどうやって抜いたら良いのかわかりません。

そのまま1週間放置。で今日になって思いついたのが反対側から外せないかということ。

正解でした。カメラ接続部側から吸盤オープナーを差し込んで回してみると、ごっそり抜けました。

ということで、玉全部を抜いてしまいました。

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絞りリング以降のレンズはカメラ側から一式抜く      全玉抜きしたところ

果たしてこれで動くものなのか。半信半疑のまま改めて対物レンズを45EDⅡにして手元にあった部品を組み合わせてみました。

できあがりがこちら。カメラの電源を入れてみるとAFの機構はちゃんと動いてくれているようです。

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後編へ続く

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