月曜, 2月 19, 2018

スマホ・タブレットのディスプレイの視認性を比較 ~Sunlight Readable Comparison

スマホやタブレットを選ぶ際に、皆さんはどんな基準で選ばれているでしょうか。

最近のスマホは、どれも高性能。特にディスプレイのスペックで競い合っています。

2012年夏モデルの比較を行った記事が こちら

どれをとっても画面が美しく、迷うばかりですが、買っていざ使い始めてみると、がっかりさせられることも。

その1つが、店頭や屋内ではあれほど美しかった画面が、屋外で見るとさっぱり読めないという不満。

皆さんにはありませんか。

 

私は、屋外でも、スマホのアプリをよく使うため、屋外での視認性が良いかどうかを重視しています。

さらに、屋外での利用を考えると、次のような点をスマホ/タブレット選びで重視しています。

 

  • 屋外での視認性の良いディスプレイを採用しているか
  • バッテリーの持ちは良いか
  • 内蔵GPSの感度と精度は良いか。何かの拍子にGPSが切れてしまわないか。 

 

ところが、これほどたくさんのスマホ、タブレットが店頭に並んでいるのに、そのほとんどが、屋外での視認性が良いとはいいいがたいようです。

なぜなら、少なくとも屋外での視認性の良いものは、ディスプレイが非光沢(ノン・グレア)で、(保護フィルムも同様) 映り込みや表面反射を抑えてあるはずです。でもノン・グレアのものは店頭ではほとんど皆無。

それどころか、最近は見栄えの良さから、ディスプレイの光沢に拍車がかかり、まるで鏡のよう。液晶保護フィルムも売り場の大半が光沢(グレア)タイプになっています。

屋内での使用頻度の高いパソコンならともかく、ケータイやスマホ、タブレットまでがグレア製品一辺倒になってしまっているというのはどうなんでしょうね。

 

そこで実際に現在私の手持ちのケータイ、スマホ、タブレットで、視認性の比較をしてみました。

テストに使った機種は以下のとおり。

 

  1. Softbank X01HT (HTC)   旧型マホ
  2. Softbank X04HT (HTC)   旧型スマホ
  3. Docomo SC-01B (Sumsung)  スマホ (1,2にから買い替え使用中)
  4. Vertica V2  タブレット/PDA  (新規)
  5. Nook Simple Touch (Bernes&Noble)  (新規) 本来は電子書籍リーダー。タブレット化
  6. iPhone3GS (Apple)  スマホ
  7. iPad2 (Apple)  タブレット

 

OSは、X01HT, X04HT, SC-01B, Vertica V2 が Windows Mobile、 Nook Simple Touchが Android, iPhone3GS, iPad2 が IOS.

なお、Nook Simple Touchはカラーではなく、モノクロです。Vertica V2は屋外での視認性が良いと評判のV1の後継機で、今回購入しました。

 

icon-module-dots 屋内比較

まずは屋内での比較から。一度で全部の撮影ができなかったため、1~5までを今回、5~7は前回撮影分の写真を掲載しています。

撮影の角度や、照明、保護フィルムによる反射等もあって、実際と写真とではかなり異なるところもあるのであくまで参考としていただければ。

※写真をクリックすると拡大表示できます。

20120903151635_00_Panasonic_DMC-GH1_R

(上)左から X01HT, X04HT, SC-01B, Vertica V2, Nook Simple Touch

20120822101602_01_Panasonic_DMC-GH1_R

(下)左から iPhone3GS, Nook Simple Touch, iPad2

 

屋内では、iPhoneやiPad2など後発の製品はとても画面が綺麗。Vertica V2は、バックライト点灯でかなり明るいのがわかります。

一方、Nook Touchは、ノングレア(非光沢)。映り込みがなく、目に優しく書籍を読むのには最適。でも夜、照明を落とすとバックライトがないため全く読めなくなります。

(夜間でも読めるフロントライト付きのタイプならOK)

視認性とは関係ありませんが、バッテリーは1日30分の使用で約2ケ月も持ちます。

 

icon-module-dots 屋外比較

では屋外ではどうでしょうか。撮影は午後3時過ぎ。太陽は撮影者の正面上方にあります。

20120903152330_00_Panasonic_DMC-GH1_R

(上)左から X01HT, X04HT, SC-01B, Vertica V2, Nook Simple Touch

20120825143755_01_Panasonic_DMC-GH1_R

(下)左から iPhone3GS, Nook Simple Touch, iPad2

 

結果はご覧の通り。屋外では見る角度(撮影の角度)、ディスプレイ表面の反射によって実際と写真とでは結構差があるものの、Nook Touch、Vertica V2 以外は見づらくて、細かい字などはまず読めません。

Vertica V2は期待したほどには視認性は良くないが、他の端末に比べると、しっかりと文字まで読み取れる。

一番は何といっても Nook Simple Touch 。外光下で、明るいほどくっきりと文字が読み取れます。 E-Ink電子ペーパーの優れた特性によるものです。

E-Inkの弱点は、夜間使えない (フロントライト付の Nook Simple Touch with GlowLight ならOK)、Nookは「電気泳動方式」のため、応答速度が遅く、動画やゲームなど頻繁に画面の書き換えが行われると表示が付いていけない、また、現在E-Inkで市販されているものは全てモノクロのみでカラー版がありません。

※ 9月初旬発売予定のKindle新製品で待望のカラー版が登場するかもしれません。

 

このようにNookは電子書籍リーダーですが、この優れた屋外での視認性から、電子書籍リーダーとしてだけ利用するのでは本当に勿体ない。

実はNook TouchをAndroidタブレットとして使えるようにできる方法があり、私もそうしています。

詳しくは こちら や こちら の記事で。

 

アウトドア・ユーザのためのスマホやタブレットは、探してもなかなか見つけることができないのが現状のようです。今後ともまた情報があれば随時お知らせしていきたいと思います。

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