月曜, 2月 19, 2018

GPS非内蔵のAndroidタブレットでGPSアプリを動かす ~TetherGPS

  • 作成日 2012年9月08日(土曜)15:30
  • 参照数: 23109

概要:

GPSを内蔵していない Androidタブレットで、ナビゲーションやGoogle MapsなどのGPSアプリ、オンライン地図アプリが動く!

格安のAndroidタブレットがカーナビに変身!

画期的なGPSテザリングアプリ 「TetherGPS」 を紹介

 

 

TetherGPS

tethergps_logo

この画期的なアプリのおかげで、GPSを内蔵していない(格安)AndroidタブレットでもナビゲーションやGoogle Mapsのようなオンライン地図サービスを利用できるようになる。

TetherGPSは、タイトルからわかる通り、GPSデザリングを行ってくるアプリ。

このアプリを使えば、GPSを内蔵したAndroidスマホ(ケータイ)と、GPSを内蔵していない他のAndroidタブレットやスマホとの間で、WiFi経由でGPSデータをシェアできるようになる。

WiFiテザリングが使えるスマホがあれば、Root化不要で使うことができる。

TetherGPS allows you to share GPS data from your Android phone (which has internal GPS) to your Android tablet via Wi-Fi. This allows tablets without GPS to run applications requiring GPS, such as Google Maps and Navigation.

公式サイト: TetherGPS

下手な図だが、接続のイメージを書いてみた。

TetherGPS_image

 

これから日本でも利用者が増えていくと思われる電子書籍リーダーだが、OSがAndroidならばRoot化し同様に利用できるはずだ。

※米Barnes&Noble社の「Nook Simple Touch」(日本未発売)で確認済

 

icon-module-dots 準備

では、TetherGPSを使えるようにしていこう。その前に準備から。

  1. Androidスマホの用意
  2. スマホをポータブルホットスポットとして設定
  3. TetherGPSをスマホ、タブレットにインストール

まずは、Androidスマホがないことには始まらない。但しいくつかの条件がある。

  • OSがAndroidであること。TetherGPSはAndroid専用であり、残念ながらiPhone(OSはiOS)では動かない
  • 当然だが、GPSを内蔵していること
    但し、スマホによっては、新製品であってもGPSの精度が悪い、すぐ切れるなど性能が劣るものがある。価格コムのクチコミで評価の高いものを選ぶこと。
  • WiFiデザリングが使えること
    2012年現在、ドコモ、au、イーモバイルはデザリングを解禁しているが、ソフトバンクはデザリングを解禁していない。そのため、ソフトバンクのスマホではデザリング機能が使えない(メニューがない)
    但し、ドコモ、au、イーモバイルでも機種によっては、デザリングに対応していない(メニューがない)ものがあるので注意。
    ※Root化すればデザリング機能を使える場合があるが自己責任で
    インターネットへの接続はしないので、3Gは使わない。従って回線契約もSIMカードも不要。スマホ単体があればよい 。 

  参考:私は、ソフトバンク契約だが、TetherGPS利用にはドコモのスマホ Xperia Ray (SO-03C) を使っている。  GPSの精度、つながりが良く、WiFiデザリングは標準で利用できる。

  ※Yahooオークションの相場は新品で15,000円前後。Root化せずともデザリング機能が使えるが、もしRoot化予定のある方は、Androidバージョンが2.3.3までのものかどうかを確認しておくこと。2012年3月28日付のバージョンアップ実施(Androidバージョンは2.3.4に更新) によりRoot化ができなくなったため。(2.3.3へのダウングレードでRoot化はできるが面倒です)

 

次に、スマホをWiFiルータとして使えるようにする。

  • 設定メニュー ⇒ 無線とネットワーク ⇒ デザリングとポータブルホットスポット を選択
    機種によってはメニューが異なる場合もあるが、取扱説明書を確認し、WiFiホットスポットの設定を選ぶ。
    この設定メニューがみあたらない場合はWiFiデザリングが使えない。ソフトバンクはそもそもデザリングを解禁していないのでメニューがないが、ドコモ、au、イーモバイルなら、機種によってはソフトウェア・アップデートで対応しているので確認しアップデートしておく。

    device-2012-09-07-202221

  • ポータブルWiFiアクセスポイント設定をタップ

    device-2012-09-07-202323

  • WiFiホットスポットを新規設定する。一度設置し保存しておけば何度も設定する必要はない。
    ネットワークSSID には、任意の名前(ここではSO-03C)を入力
    セキュリティは WPA2 PSK またはWEP が選べるが、WPA2 PSKの方が強力なのでこちらを選ぶ
    パスワード は任意。WPA2 PSKの場合は8文字以上。ここで入力したパスワードは、タブレットからWiFi接続する際に入力が必要となるので忘れないようにしておく。
    入力が終わったら保存ボタンをタップし、設定を保存する。

    2012-09-07_20h24_57 

WiFiスポットの設定が済んだら、TetherGPSをスマホ、タブレットの両方にインストールしておく。ここではインストール後の設定は不要なのでインストールしておくだけでよい。

なお、マーケット(現Google Play)にはLite版もあるが、使用回数制限があるので、本格的に利用する場合は、有料版をインストールしておく。

 

icon-module-dots 運用

準備がすんだら、実際に使えるようにしてみよう。

  1. スマホのGPSが使えるようにしておく
  2. スマホのポータブルアクセスポイントを「有効化」
  3. タブレットからスマホのアクセスポイントにWiFi接続
  4. スマホ、タブレットのTetherGPSを起動
  5. スマホ側では、TetherGPSサーバーを始動
  6. タブレット側では、TetherGPSクライアントを始動
  7. タブレット側のGPSアプリを起動すると、スマホのGPSデータがシェアされて利用可能になる

 

1 スマホの内蔵GPSは、WiFiやBluetoothと同様、常時オンの状態だとバッテリーを消耗する。普段はオフにしておきGPSを使う際にはオンにしておく。

2 スマホをWiFiのホットスポット(アクセスポイント/ルーター代わり)として利用できるように、オンにしておく。設定メニューでは 設定 ⇒無線とネットワーク ⇒デザリングとポータブルホットスポット ⇒ポータブルWiFiアクセスポイントにチェック でオンにできる。

     device-2012-09-07-202428_2

しかし、ここにたどり着くまでが面倒。そこで、 HotSpot Toggle いうアプリをインストールしておくと便利だ。アプリのウジェットをホームに置いておけば、タップ1つでオン/オフを切り替えられるようになる。

オンの場合はアイコンの色がグレーからブルーに変わり、上部のメニューバーにもブルーのアイコンが表示されるのでわかりやすい。

 

3 スマホがWiFiホットスポットとして使えるようになったら、タブレット側から、このアクセスポイントに接続する。

  アクセスポイントの変更は通常設定メニューから行うが、これも変更するのに時間がかかる。こんなとき、 WiFi Manager というアプリが便利だ。1タップで、アクセスポイントの一覧が表示されるので、接続したいアクセスポイントを簡単に選択できる。

  20120908132547

4, 5, 6 スマホとタブレットがWiFiで繋がったら、それぞれにインストールしたTetherGPSを起動する。

  スマホ側では、TetherGPS サーバー をオンに

  タブレット側では、 TetherGPS クライアント をオンにする。

  device-2012-09-07-202654

以上でスマホのGPSデータを、タブレット側でシェアして使えるようになっている。タブレット側でGoogle MapsなどのGPSアプリを起動し、GPS位置がちゃんと表示されているかどうか見てみよう。

これは、あるGPSアプリで、現在位置を表示させたもの。左がスマホ、右がタブレット。スマホのGPSデータが、GPSを内蔵していないタブレットでもシェアされて同じように表示されているのがわかる。

※自宅のため、表示の一部にボカシをいれています。

  device-2012-09-08-153654   20120908153711

   (左)GPS内蔵スマホ (右)GPS非内蔵タブレット

 

YouTubeには、TetherGPSの紹介動画がいくつかアップされているが、こちらでは、Kindle Fireというタブレットでフライトシミュレーションを行っている様子が映っている。

 

  

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