ドコモスマートフォンSC-01BでGPSトラックライブトラッキング

おことわり:以下の記事は4年前に書いたもので現在のLiveTrack24がLeonardo Liveと云われていた当時のものです。ついてはLeonardo Liveは現在ではLiveTrack24と読み替えてくださるようお願いいたします。

これまで使っていたソフトバンクのスマートフォンX04HTがバッテリー持ちが悪く、またスタイラス(タッチペン)を使っての操作性も良くないため、今回ドコモSC-01Bに変更。

sc-01b_bk1

OSはWindows Mobile(WM)  WMはX01HTから使い始めてこれで3機目

iPhoneや最近台頭が顕著なAndroidに押されてWindowsMobile(WM)はすっかり影が薄いが、歴史が古く、過去からの豊富なアプリが使えるのが魅力。カスタマイズ性にもすぐれ、iPhoneやAndroidに比べてかなりマニアックなスマートフォンといった存在。

SC-01Bは韓国サムスン製のスマートフォンでOSはWindows Mobile6.5 Professional

2010年2月発売モデルで、発売後1年を経過しヤフオクでは程度の良いもので約12千円ほど。WMの人気薄で割安で入手できた。

同時期ソフトバンクモバイル(SB)からも、同じQWERTY配列キーボードをもち、外観が良く似た X01SC というモデルが発売されているが、こちらはOSがWindows Mobile6.5 Standard。タッチパネル非対応。スペック、操作性ともSC-01Bが上回る。

SC-01BをSB回線で使うには、SIMロック解除が必須。今年4月1日以降発売モデルからはドコモ店頭でのSIMロック解除が可能だが、これはそれ以前の発売機種のため、店頭での解除はできない。

またGPSライブトラックではパケット通信を行うため、SB用のAPNの設定が必要。APN情報はSBでは公開していないため、自分で調べて設定しなくてはならない。

次に、アプリケーションの導入(インストール)

Leonardo Liveサーバを使ってパラグライダー、ハンググライダーのGPSライブトラッキングを行うには、スマートフォン側にクライアントアプリケーションをインストールしておく必要がある。

2011年4月現在、Leonardo Liveに対応したWindowsMobile機用のアプリケーションは4つ。

1  GPS Track Live

2  ReliRescue

3  TurboGPS

4  Reperion

いずれも無料だが、このうちGPSTrackliveが公式アプリなので最もポピュラー。JavaアプリなのでWindowsMobileに限らずJava対応の端末ならばOKということでユーザも多いが、今回試したところ、SC-01Bでは不具合が生じ動作確認できなかった。詳しくは後述。

これに代えて、後発のReliRescueというアプリを初めて使ってみたが、導入が容易、操作も簡単で、パケット代が節約できるUDPプロトコルが使えるなど、GPSTrackLiveより使い勝手が良い。テストしてみたが、問題なく動作するようだ。

<ReliRescue>

 WindowsMobileアプリでは一番のお勧めは ReliRescue。ハンググライダーパイロットが開発にあたっている。

Windows Mobileネイティブのアプリのため、Javaの実行環境が不要。インストールが簡単であり、GPSTrackLiveと比べて事前の設定項目も少ない。

さまざまなライブトラックサーバに対応しているが、LeonardoLiveサーバ専用の設定メニューも備え、連携が強化されている。

reli001 ReliRescue起動画面

また、GPSTrackLiveと同様、UDPプロトコルに対応しているので、HTTPプロトコルに比べてパケット送出量が少なく通信料の節約ができる。

reli005  reli007

ロケーションシェアリングでサーバ設定を行う。プロトコルはHTTPとUDPとが選べ、UDPを使えばパケット代が節約できる

SC-01Bでは、ディスプレイ解像度の関係で、一部画面表示が見づらいとの問題はあるが、テスト結果は良好であった。

なお、スマートフォンの電源管理で、キー操作がなく一定時間経過したとき、スリープモードにするとの設定になっていると、GPSも切断されるので、運用中はスリープモードに入らないようにしておく必要がある。

2011-04-14_223023 テストのためバイク走行中のGPSデータをテストサーバーへ送信

2011-04-14_204032 10秒ごとに位置データ更新。内蔵GPSの精度はいまいち。

テストサーバのデータ詳細はこちらで  ユーザ名:MITSURU

 

追記

<GPSTrackLive>

Leonardo Live対応のクライアントアプリとしては最もポピュラーな"GPSTrackLive"だが、現時点ではSC-01Bでは動作不可であった。

Javaアプリのため、端末にJavaの実行環境が必要。SC-01Bには標準で”JBlend on Windows Mobile(v4.00)”が入っているが、内蔵GPSを認識せず。代わりにX04HTで動作確認できていた”Esmertec Jbed”に入れ替えてみたが、同様に内蔵GPSを認識できず。後継の"Myrad Jbed Java"に代えてようやくGPSは認識したものの、GPSデータ取り込みで不具合が発生。”GPSPort”、”GPSGate”などを介してもダメな状態。

<TurboGPS><Reperion>

TurboGPS、ReperionともSC-01Bでの動作を確認した。

トラッキングサーバーの設定を変えれば、LeonardoLiveに限らず他のサーバーにも対応。しかしこれらのアプリはあまりお勧めできない。

・GPSデータのサーバへの通信プロトコルがHTTPで行われるため、GPSTrackLiveやReliRescueのUDPプロトコルに比べてパケット量が多くなる。このため通信料も割高。

・ランディング後にサーバーへSMSでライブ終了を通知する機能がない。

・テストサーバと本番用サーバーの選択または切替が簡単に行えない。(都度サーバアドレスの入力を変更しなくてはならない)


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